リハビリⅢ-78 星山・天野(和歌山)新緑を愛でて

2018/04/19  晴

 

 

笠田駅五十社(じごせ)の巨木→星山・天野→丹生都比売神社→笠松峠→妙寺駅

   
 

高野山「町石道」の歩き初めの頃に、二つ鳥居(古峠)から眺めた天野の里の、異様な程の静かさに心が惹きつけられたことがあったね。桜が終わって残念だけど、鮮やかな新緑が期待できるだろうと、笠田から星山、天野へ、教良寺、妙寺へと周回してみた。

天野のだけでなく、駅近くにある県指定の天然記念物、「五十社の楠」にも大いに関心があったんだよね。標高差が500㍍程もあるのに、しかも殆どが舗装路歩きなのに、しかも距離が20キロを越すのに、それらをものともせずに歩いたんだよね(ようやる)。

今日歩いた星山、天野の多くが近畿自然歩道のコ-スだったんだね、どちらも特徴的で都会には無い舞台があったね。春のこの時期は秋と違って、緊張感の緩む楽しいウォ-キングができたようだ。


歩行22.2Km 
 GPS_ダウンロード                    
GPS軌跡①  



      十五社の楠

「じごせ(五十社)」と読むんだってね、近畿NO1の巨木だってね、前から一度観たいと思ってたからスッキリしたね(自宅から遠いから、帰りについでにとはいかないんだな)。

樹齢600年らしいけど、まだ添え木等の補助なしに自立してるんだね(たいしたもんだ)。花びらが小さい桜は写真が難しいけれど、巨木も写真は難しいんだよね。画面からはみ出ると全体がわからないし、全体が収まると巨木さが伝わらないんだよね。

複数本の木が合体したのかなと思ったけど、一本の木なんだってね(複数本の枝がほぼ垂直に伸びたらしい)。


      星山付近

紀ノ川を渡って480号線をひたすら登り続け、御所から天野の方へと更に登り続けたんだよね。道沿いに民家は無くて、遠くの山並みの中に数件の民家が所々に見えるだけだ(生活の不便さが想像できるね)。

でも柿の新芽等の新緑に癒されたり、見頃の終わった桜の残滓に残念がったり、胸中はかなりときめいていたね。登り続けて緩やかに降りだすと、そこが下天野の入り口だった。


      天野から妙寺へ

一転して天野は平坦地が続くんだね、でも不思議だね~、人の生活感が伝わってこないね。以前、二つ鳥居で感じた異様な静寂感を思い出すね。

人家は道沿いには無くて、離れた山際に数件の集落となって所々にある。音が拡散しない構造なのかな、聞き耳を立てて音を探してしまうね。見晴らすと人はいるようだけど、生活音を感じないよ(変な気持ち)。

丹生都比売神社に参拝して、参詣道三谷坂を降る予定だったのに。本日のピ-ク笠松峠(標高550㍍)に着いてみると、県道109号線が緩やかに降っている。このまま「妙寺」まで帰ったけど、今日は車が余り通らない静かな空間が続いたね。(桜の季節には思い出すかな)。

天野はやはり特異な空間なのかな!(山あいの星山に生活感を感じて、平坦地の天野に生活音を感じない)。

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