2010/01/16 晴れ

 

 

元町駅→諏訪山、碇山、城山→市ヶ原→摩耶山→史跡公園→(青谷道)JR灘駅

   
 

相棒くんと一緒。六甲縦走路、今日の起点は「市ヶ原」である。ハテ、市ヶ原までどの道を通ろうか?、思案のあげく、まだ未踏の諏訪山公園から、北へ縦走をする事にする。城山から「猿のかづら橋」を経由して市ヶ原に抜けれるらしい。

今日の我輩、かなりの睡眠不足で、まだ起きてくれない体に、急峻な神戸の山が怖すぎる?。「猿のかづら橋」直前の急峻な坂を登ってくる老女に出会い、元気をいただいた。元気な翁をみて、感動する年配になったという事だな。

このコースで摩耶山を登るのは2回目だけど、初回と同じように写真を撮れるなぁ〜我輩は。行交うハイカーは多いんだけど、黙々と歩く人ばかりで、写真を撮る人がいない。巨木とか巨岩に出会うと時間が止まってしまうぞ我輩は、それに周囲を眺めながら歩いていると、意外と感動する状景が多いんだけどねェ...。

青谷道は、そんな感性の私にピッタリ!。古木並木の長い石段が延々とつづく、「まだァ、まだァ」と、まるで終わりがないみたいであるが、苦痛でなくむしろ快楽状態だったのだ。

谷に下りてからも、麓の町まで延々と続く、車の通らない細い一本道。このまま駅まで行かんかなぁ〜、終わってほしくないような気分が続くのだ、登って行く人は大変だろうけどね!。

歩行 16.3Km       GPS_ダウンロード                    GPS軌跡@ A   

   

     金星台、ビーナスブリッジ、碇山、城山

金星台、ビーナスブリッジは、ここにフランスの金星観測所があったらしい関係で、その名残の呼称らしいが、現場はありふれたもんだった。

登る毎に、海への景観が開く、土地が狭いからか街の窮屈さを見てしまうな。街は遠くから眺めるもの?。

城山から「猿のかづら橋」へは急降下が続く、そんな急斜面を登ってくる人がいるわけで、かなりのお年寄りだ(女)。須磨アルプスの時といい、今日といい、私に欲を与えてくれるな。

     市ヶ原から摩耶山三角点   掬星台展望

菊水山、鍋蓋山ほど急峻ではないが、寝不足なだけにチョット心配だったけど、緊張が勝つのだろう無事三角点に到着。途中岩場歩きもあって、土地の人には楽しいコースだろうね。

三角点、直ぐ横に天狗岩が祭られている。市が原に繋がる「天狗道」はこの関係の行者道だったんでしょうね、摩耶という呼称も宗教に関係してるし。

当時の篤かった信仰心は、摩耶山「天上寺」に繋がってるんでしょうね、山上にしてあの大伽藍はすごい。

     掬星台から青谷道  大杉

大杉は確かに大きかった。残念な事に「枯れ死」してるんですね。枯れてなおこの迫力、そういう意味でも凄い。

下山は青谷道を下る、予想外の好印象だった。ゆったりした道幅で石段が続くけど、延々と続くこの道は、天上寺への参道だったんでしょうね。だいじに管理されてた跡がしのばれるな。

天上寺の引越しとともに、使われなくなったんでしょうね、今日は一人のハイカーと出会っただけで...づっと残ってほしいと思うんだけど。

古木の並木がやさしく包んでくれて、続く石段をきついとは思わないのだ。天上寺跡から下山口まで3kmぐらいあったかな。

 

     

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