観梅散策&紀伊風土記の丘

2020/03/02

 

 

伊太祈曽駅→伊太祈曽神社矢田峠紀伊風土記の丘(岩橋千塚古墳群、大日山)→日前駅

   
 

この時季は毎年、熊野古道「紀伊路」をよく歩いてたんだよね。梅林あり、桜あり、牧歌的風景ありと、歩いて楽しい地域なんだよね。でも熊野古道「紀伊路」は歩きつくして、材料が無くなっちゃったんだよね...(さぁ~どうしよう?)。

地理院地図を眺めていると、「紀伊風土記の丘」が目についた。調べてみると、古代有力豪族一族の大古墳群があるらしい。古墳と言えば、大阪、奈良、京都とたまに探索してるが、和歌山は初めてだ(行ってみようということになる)。


期待してた今回の観梅はチグハグだったなあ~、一般の梅はもう終わってたかな?、生産者の梅林はまだ開花前があったし、散り急いでるところがあったり(生産者の都合で開花調整してるのかな?)。それに今回は「しだれ梅」に出合わなかったな~(華やか不足になったかな)。

歩行19.5Km  GPS_ダウンロード                    GPS軌跡①  



     伊太祈曽神社から四季の郷公園    矢田峠から紀伊風土記1

伊太祈曽神社の周囲には、地理院凡例の果樹園マ-クが多い。たぶん栽培用の梅林だろうと、目星をつけて覗きに行ってみた。狙いは当たったんだけどね、未だ蕾だったよ!(南部梅林はもう終わったというのによ)。

一方で移動中に見た別の梅林は散り急ぎ状態だったな~、三分咲きぐらいもあったけど(種類に違いがあるのかな?)。

四季の郷公園に着く、公園内に梅園があるんだけど、悲惨かな!(完全に終わってた)。周囲に「菜の花」なんかがあって、少し前なら素晴らしい春の出会いが見えたろうにね。

早々に諦めて、熊野古道「矢田峠」に向かう。峠に近づくにつれ、梅林は消え「ミカン山」になって行くんだね。峠を越えると、しばらくは長閑な大きな空間を歩くようになる。

紀伊風土記の丘にある「岩橋千塚古墳群」のスケールの大きさに驚いたなぁ~。限られた時間内に見れるはずが無い、と早々に見切らされる。


      紀伊風土記2、日前神宮&国懸神宮

周回を諦め、せめて縦走ができたらと思うばかり(下山口のチェックができてないのだ)。大日山35号古墳に着いて唖然とする、前方後円墳の前方部の墳丘に、三角点(大日山141㍍)が見えるなんてね(当時は古墳とは認識できてなかったのかな)。

後円部は展望抜群で、北側を紀ノ川が流れている。後ろの山並みは紀泉山地だね、右端の金剛さんを北に迂回すれば、飛鳥、奈良は直ぐ近くだよ。馬があれば、この地と大和は日帰り圏かな。

それにしても「大日山のてっぺん」を自分の墓の墳丘にしてしまうなんて、大変な大物だったんでしょうね。400固もある墳墓がすべて一族の墳墓だとしたら。超安定した一族が居たんですね。

さて問題は帰りだよ、散策時間を割いてでも、大日山から和歌山市街の方へ下山したいのだ(道が無ければ元の入口にUタ-ンすることになってしまう)。

結果、予定通りにはいかなかったけど、それに準じた道で帰れて良かったね。JR阪和線に5時過ぎの便に乗れちゃった、今日も良かったね(感謝感謝)。

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