宇治川遡行(天ケ瀬ダムから立木観音)

2019/05/07

 

 

宇治駅→天ケ瀬ダム宵待橋、喜撰山大橋、曽束大橋、鹿跳橋立木観音→(参道)南郷バス停

   
 

暑くなる前に、歩いてみたいと思っていた宇治川遡行!(天ケ瀬ダムのその先は?)。気になるのが交通量だね、京都府道3号線線が伸びている。でも過去の経験から、大したことはなさそうだと歩いてみたら...。

いや~新緑が爆発してたね、宇治川からは沸いてきてるし、山側からは覆われるようだ。桜が終わってて残念だったけど、モミジの木がたくさんあったよ(紅葉の季節は凄いことになりそうだね)。今は藤の花かな!、でも藤は写真写りがよくないからね。


歩いて気が付いたことがある。山中にも関わらず、天ケ瀬ダムから琵琶湖迄、ずっとずっと道が平坦だったよ!!(なんで?)。それでいて民家は一軒も無かったよ(不思議といえる)。

歩行22.7Km  GPS_ダウンロード                    GPS軌跡①  



      天ケ瀬ダムから京都、滋賀府県境   京都滋賀府県境から立木観音

ここは桜の予定コ-スだったんだけどね、桜に置いて行かれちゃった。でもけがの功名というか、大変な新緑のお出迎えをいただいちゃったね。宇治川からは新緑がせり上がってくるし、山側からは新緑が覆いかぶさってくる。

それに新緑の中にモミジが沢山交じってたね、紅葉の頃は隠れた名所なのかも知れないね。藤の花が所々に咲いていて、今が旬なのかな(でも遠くから眺めて、きれいという花ではないね)。

...で、宇治川(瀬田川)はどうだったかというと、川は空の色、新緑を映してどこまでも青っぽく。しかも流れが全くなくて、この川は清流とは言えないぞ...。

道中で、鳳凰湖という解説がされてたけれど、なるほどなるほど、これは長い長い池(湖)だね。天ケ瀬ダムから琵琶湖まで、20キロを歩いてアップダウンが無いんだよ(標高100メートル弱がずっと続く)。こんな地形が日本にあったなんて、山中を歩いてやっと気が付くんだね。

源平の頃の宇治川の戦いでは、激流の話があったよね...、察するにゆっくり流れてきた琵琶湖の水は、今の天ケ瀬ダム付近から一気に、標高差100メートルを流れ落ちたのでしょうかね。(ダムのコンクリ-ト壁が琵琶湖の水位より高いのかもね)。


      立木観音から(参道)南郷バス停   

立木観音前の県道がすごく混むらしい(歩きづらい)、バス停があるし、場合によってはバスで帰ろうと、気楽に考えて八百段の石段を登ることになる。

降ることを考えると気の重い登りだったが、今までが舗装道路歩きだったからか、多少新鮮な気分で、一気に登れちゃったよ!。

で、本堂で参拝をしようとお賽銭を出そうとしたら、アレ?小銭が無いゾ!!(千円札はあったんだけど、一礼だけで勘弁してもらおうと)。ついでに奥宮も参拝だけはしておこう。

さて次は八百段の石段を降るのかなと、付近を注意していたら...あった、あった、裏参道!。南郷バス停近くまで山道を帰れるらしい。安全に留意された、感じのいい山道だったね(ありがとう)。
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