リハビリⅢ-52 高野山麻生津道(未踏の空白部分を埋める)

2017/04/30  晴

 

 

紀伊細川駅→矢立峠→梨子の木峠→市峠→日高峠→麻生津峠→名手駅

   
 

以前この道を麻生津峠まで名手から登って来たことがある、ところがそこから先の矢立峠までは未踏のままなのである。地蔵が四番、五番、六番と少なく、それでいて距離もあり、舗装路になってるし、古道の雰囲気もないしと評判がよくなかったんだ...。

でも未踏のままでは何時までも気が残ってしまう。桜も終わった頃だし、新緑の中を歩ければ気持ちもいいだろうし。行ってみよう!!...。
久しぶりの長距離になりそうで、負荷を軽減するために高い所から低い所へと、「矢立峠」から「麻生津峠」へと降ることにした。炎天下のもと歩けるのは気候的に今がチャンスだろうしね。


山上から麓の民家に覆いかぶさるような新緑の波があった、壮観だったね...都会の人には想像できないよ。



歩行23.0Km 
 GPS_ダウンロード                    
GPS軌跡①  



      細川から矢立峠(六番地蔵)   梨子の木峠(五番地蔵)から市峠   
 
矢立峠まで山あいを歩くと凄い新緑がつづくんだね、このことだけでも今日の選択は良かったといえる。桜が終わって寂しいと思っていたが、自然はちゃんと次を用意してくれてるんだね。

高野山麻生津道は、麻生津峠を経て町石道の矢立峠までの道らしい。六地蔵の内の六番地蔵が、町石道の直ぐ横にある階段を登った所にあった。見下ろす対面に町石道が大門に伸びているのが見える、さすがメインだね今日も旅人は多そうだ(上古沢で凄い数の団体さんが下車してたね)。

梨子の木峠付近に五番地蔵があるらしいが、確認はできなかったな~。地理院の破線の道が降りてきているところに、小さなお社と道路を挟んで石燈籠のある施設があった。厳かな雰囲気も感じられるけど民有地宣言をされてて覗けなかったな~(五番地蔵は此処だと勝手に思っておこう)。

      日高峠(四番地蔵)から麻生津峠(三番地蔵)

梨子の木峠も市峠も表示は無かったね(地図上には明示されてる)、車社会では単なる通過箇所なのかな。でも桜も適当に残ってたし、新緑と併せて退屈なくあるくことができたね。

日高峠を目指して480号線を左に折れる(国土地理院地図から)、なんの標識もないがここまでロスなくこれたね。周囲には柿畑が広がってその新芽が誠にみずみずしい、一年に一度の景観が広がってるのかな。

四番地蔵は簡単に見つかったね、でもここから下山する時に少し迷走しちゃったね。個人宅への道が整備されてるもんだから、行っては突き当り、行っては突き当りを2回繰り返しちゃった。

4号線に出て、120号線に乗れば麻生津峠(3番地蔵)に着いてしまう。今日は全て舗装路あるきだったけど、大きな空間を彷徨えてストレスの溜まらない日だったね。でも麻生津峠からの急な降りはきつかった?。
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