リハビリⅢ-45 やっと咲いたか梅の花(郡山城址から大和民族伯梅林)

2017/03/04  晴

 

 

近鉄郡山駅→郡山城址→大和民俗公園→(近畿自然歩道)松尾山、白石畑→竜田川駅

   
 

二月末から三月にかけての、わたしの熊野古道(紀伊路)歩きは定番になって来たね。厳しい寒さの中に、春の訪れを見つけるのがいいんだろうね。今回も見頃たけなわの梅の花に数か所も出合って、王子跡巡りが後回しになってしまうのだ。

海南から宮原の間は、過去に(HP開設前)二度歩いてる筈なんだよな。一度目は海南から下津まで降りて来て、雨に降られて仕方なくJR加茂郷で帰ったような。今回は...、宮原から下津に降りてきたのが午後3:30、私には午後4時を過ぎて山に入りたくないという不文律があって、仕方なくJR加茂郷で帰る事になる(熟年になると暗い山中歩きは嫌だし、緑内障手術以来は更に)。

今回の古道の道標は、地図を必要と感じない程に丁寧な案内だったと思ったね。それだけに一ヶ所振り回された所があったけど(タイミングが悪いというか、手持ちのGPSの感度がそこだけ悪かった?)。でも一日を通じてストレスを発散できた、いいコ-ス歩きだったね。


歩行17.0Km 
 GPS_ダウンロード                    
GPS軌跡①  



      湯浅から宮原渡し場(逆川王子、糸我王子、糸我稲荷神社)
 
湯浅駅に降りると直ぐに「重要伝統的建造群保存地区」の案内が見えてくる、方向が同じだったので寄ってみた。京、奈良の似たような地区と比較すると貧弱に見えるのは仕方ないね。日本の片隅にこんな歴史地域があったというのが価値あるんでしょうね。

山あいどころか急斜面の山に広がるミカン園、これって先週仰いだ京都和束の茶畑と同じで、職住近接の風景だよね...人の生活感を感じて今回は良い風景に見えてきたね。

ミカン園を遠望しながら、やっと高まりに辿り着いたと思ったら直ぐに下山が始まる(此処が糸我峠だった)。峠を降って行くと梅林に出合ったり心持の良いウォ-キングが続いたね。糸我王子跡を過ぎると緩やかに、有田川の渡し場跡に続く。

      山口王子、蕪坂塔下王子拝ノ峠一壺王子、所坂王子

山口王子、爪書地蔵と来てその先のル-トを見失ってしまう。案内はあったんだけど思い込みが過ぎたのかな~トンと道がわからないんだよね。一度はずっと昔に歩いてる筈なんだけど思い出せないな~。仕方なくGPSを頼りに一般道?を迂回したら、宮原畑地区でやっと古道に合流できた。

途中飛ばした王子は無かったようで、気を取り直して進むと拝ノ峠に出た。海の見えるここからの眺望は素晴らしいね、昔の人もきっとここで休憩した事でしょうね。峠を少し降ると又小規模ながら梅林があった、綺麗だね~、所変わると思いも新鮮なのかな。

一壺王子、所坂王子を廻って下津町迄来ると時刻は午後3時半だった、海南着は午後5時半になるだろうね。午後4時を過ぎての山中歩きが嫌だと、のんびりと春の日差しを加茂川沿いに帰ることになる。良い日和だったね。
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