リハビリⅢ-14 熊野古道紀伊路(湯浅から紀伊内原)

2016/03/24  晴

 

 

湯浅駅→勝楽寺→(久米埼、津兼、河瀬、東馬留)王子→大峠、鹿ケ瀬峠、小峠→(沓掛、西馬留、内ノ畑)王子→高家王子→紀伊内原駅

   
 

熊野古道「紀伊路」は春先に限るとは何時か身に着いたノウハウだ、大阪で桜は未だでも紀伊地路では桜も、梅も咲いているんだよね、というわけで一年ぶりの熊野古道となる。前回につなげて湯浅から紀伊内原、道成寺へと思ったが...、

時間オ-バ-で「善童子王子」「愛徳山王子」を踏破できなかったな~もう機会は無いだろうと思うと残念だ(王子跡ばかりに関心が続かないゾ)。

熊野古道紀伊路もあとわずか、大阪に近ずくほどに昔が薄れてくるのは仕方がないね。今回は八か所の王子の内七か所が「碑」が建ってるだけだった。それでも山中渓(大阪)までは歩いてみたいね、後二行程で終わらないかな?...。


歩行20.9Km  GPS_ダウンロード                    GPS軌跡①  

   


      久米崎王子、津兼王子、河瀬王子、東の馬留王子から大峠、鹿ケ瀬峠   

久米崎、津兼、河瀬、東馬留の四王子は全て碑だけだったね、これでは今日は歴史に乗っかれないな~(河瀬王子跡には磐座が残ってたけどね)。

でも馬留王子を過ぎて大峠、鹿ケ瀬峠、小峠、石畳道の山中歩きは、浮世から離れて静かな空間が続き良かったね。熊野古道紀伊路は世界遺産ではないんだね、都市部に近い分古代との境が無くなってるんでしょうね、歩いても歴史の中に浸れない。

標高30㍍を流れる小さな川が岩肌の中を流れてる、こんな地形的な特徴ゆえだろうね...。生活道(熊野古道)は山あいのため、空間が小さくて他に路を作れないし、拡張したり沿うようにしか道は作れず、古い空間が変わってしまうんだ(たいして産業があるわけでもないのにね)。

      鹿ケ瀬峠から小峠、石畳、沓掛王子、西の馬留王子、内ノ畑王子、高家王子   

鹿ケ峠は広場になっていて、縦走気味に後は降るのみだね。ここまで時間を全く気にしない、このノンビリさは何だろうね。道標が多くて、道もしっかりしてる安心感からくるのかな。

小峠を過ぎるといつしか石畳を降ってる事になる、うわぁ~階段が無いんだねこの石畳!。九十九折れを含めてずっと平面上に繋がってるんだけど、この丁寧さは何だろうな(日本人としての誇りをいただけるね)。感謝感謝。

峠を越えると風も無くなり、桜とか、梅とか咲いてたり、静かな空間を歩けたりでウォ-キングを楽しめた。だけど熊野古道も山を降りると一般道になってしまって、王子探しが始まるんだよね~。王子跡は当確場所にこそ案内があるけれど、途中には案内標識が無いんだ。
inserted by FC2 system