リハビリⅡ-62 桜井から彼岸花咲く飛鳥へ

2015/09/26  晴

 

 

桜井駅→安倍文殊院→峠(高家集落)→八釣、甘樫の丘、川原寺跡、橘寺→飛鳥駅

   
 

飛鳥から山田寺経由で桜井に歩いた事があるが、その逆を歩いてみたい思っていた。といっても同じ道を歩いても面白くない、安倍文殊院を経て「高家」集落から峠を飛鳥に降れば、どんな素晴らしい田舎に出合う事やら興味つつである。

コスモスの花があった、安倍文殊院のコスモスの花は綺麗かったね(有名だし)。でも柵の中で咲くコスモス花、なんだか息が詰まりそう(人間て勝手だね~)。山路に咲いていた、いわゆる野辺に咲くコスモスの花は、可憐というか風情が違うな~純朴だった昔の自分に戻りそう。

彼岸花、どこもかしこも見頃だと思っていたが、季節の移ろいは速いようで、もうピークを過ぎてた部分もあったかな?。まぁ題材に不足はなく飽きもせず、写真ばかりを撮ってたような...。背景に黄金に染まる稲穂がよかったのかな?。


歩行15.0Km  GPS_ダウンロード                    GPS軌跡①  

   


      安倍文殊院   峠(高家)迄

NHKで安倍文殊院のコスモス情報を紹介していた、私の二日後の事だったけど、確かに綺麗かったね。30種、5万本のコスモスだってね。しかしテレビの映像よりも、私の写真の方が綺麗んと違うと思ったりして。

安倍総理が寄進したことがあったりして一族なのかな。大阪に「恋しくば尋ね来て見よ 和泉なる信太の森のうらみ葛の葉」の歌で有名な「信太森葛葉稲荷神社」があって、こちらも陰陽で有名な安倍晴明にゆかりがあるらしいが。信太の森には巨木があって、文殊院にはコスモスがあるんだな。

標高差150㍍の峠を目指して知らない道を歩く、飛鳥までの6kmで人にあったのはガードマン一人だったな~。初めての田舎景色を堪能しながら、心細いなんてことは全くないね~。でも過疎の地が心配だね、産業は自営の農業しかなく、その後継ぎがいなければどうなるの?。

      峠を越えて(八釣)   甘樫の丘、川原、橘寺

峠から甘樫の丘まで3kmぐらい、緩やかに坂道がずっと続く。棚田もずっと続いてるんだろうか、黄金色に染まりつつある畦に、彼岸花があちこちに見えてくる。

田地が広がって、少し小高い丘なら大和三山(畝傍山、耳成山)が見えるんだね。歴史の中にいてるような。「飛鳥と藤原宮跡を世界遺産に!」なんて標語があったりして、静かなままで置いといてほしいね。

甘樫の丘は飛鳥周遊歩道で川原寺跡、橘寺に繋がっている。橘寺の巨大さは知っていたが、対面にあった川原寺の規模も相当大きかったようだね。道路を挟んで巨大寺院が並んでいたんだね、どんな世の中だったんでしょう。平和そのままだったんでしょうか。

橘寺の彼岸花を観て、今日の終わりとした(予定では稲渕の彼岸花までの予定だったけど、見頃は少し過ぎてるようで)。
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