リハビリⅡ-61 高野山へ小辺路を歩く(野迫川総合案内所から)

2015/09/12  晴

 

 

野迫川総合案内所→大滝、薄峠、(女人道)大滝口→千手院前バス停

   
 

いつか歩きたいと思っていた熊野古道小辺路だけど、日帰り主義の私には縁が無さそうだな~と思っていたら...。野迫川総合案内所(バス停がある)からなら歩けそうだと、高野七口の一つ小辺路を歩くことを思い立つ。

夏休み明けで体力も戻ってないのに大丈夫かな?という危惧があっただけに、道不案内で「水ヶ峰」を歩けず「大滝、薄峠」だけになったのがちょうど良かったかなと思ったりして...。久々の山中の熊野古道、以前歩いた「大雲取越・小雲取越」を思い出させるような、実生活から離れた厳しいコ-スなんだな。

何度も来ている高野山、どこが違うのかなと思ってみると...危険度は同じでも高野山は集落が近い、ハイキングレベルだね。その点、小辺路は遠く地図はあってるか?、時間は大丈夫か?。つまりゴ-ルまで気が抜けないんだね。

無事ゴ-ルしてよかった、よかったね。

歩行14.8Km  GPS_ダウンロード                    GPS軌跡①  

   


      野迫川村総合案内所からスカイラインを高野山へ

野迫川村総合案内所バス停で降りて、ハテ?熊野古道の案内は?。何にもないぞ!。林道に乗って熊野古道に連絡できると思ったんだけど、案内が全くないもんだから、たちまち不安になってしまうね...。
その内私の用意してきたGPS奇跡からもはみ出してしまって、降りてしまってからでは登り返すのが大変だと、スカイラインまで戻ってしまうことになる。

高野山方面に歩いて行くと、右から「水が峯」からの熊野古道が合流してきた(この道に乗りたかったのにね)。さらに進むと「荒神社」からの道が合流してきたし、さらに進んでやっと大滝、薄峠経由の小辺路にであった(スカイラインを2kmも歩いた事になるが、深い谷、高い山を遠望できてよかったか)。

古道に入るとさすがにしっかりした道が続く、でも谷はふかそうだね。地蔵さんとか古道を思わす雰囲気が無いね~、察するに昔の旅人も通過するだけの急ぎの旅をしてたのかな?。前方に民家が見えてきた、小辺路も昔の生活道だったんでしょうね。

      大滝、薄峠、(高野七口)大滝口   

御殿川を渡ると薄峠まで、標高差300㍍の登り返しが始まる。御殿川まで降った斜面が急峻で、足首が痛くなったので登りが心配だったけど、気にした程でない。

幅広のしっかりした道がどこまでも続くんだね。薄峠を過ぎて、やがて女人道に繋がっても、しっかりした道がどこまでも続く(まるで山並みハイウエイのようだ)。

はて?、観るとこはあったかなぁ~...。途中の大滝の小さな集落振りに思いをはせただけで、見たという程では無いね。それでも残るこの高揚感は!、きっと歩くことに意義があるのかな。
inserted by FC2 system