リハビリⅡ-59 高野山町石道を降る(紀伊細川から矢立峠へ)

2015/07/11  晴

 

 

紀伊細川駅→矢立峠、二鳥居、古峠、丹生都比売神社、六本杉、慈尊院→九度山駅

   
 

梅雨時の高野山町石道、去年が快適だったから今年も歩く事になる。下界が猛暑日だというのに、天気予報では高野地方は曇り空、温度もあまり上がらない...だった筈なのに。

紀伊細川駅に着くと、天気は雲一つない晴れ、快晴ではないか...。舗装路歩きで熱中症が怖い、とりあえず山の斜面を流れ落ちる冷水をタオルに浸しながら、矢立峠まで歩い来たら空に雲が広がり、涼しい空気も交じってるような。快適な1日になりそうだと。

流石世界遺産「町石道」だ、登ってくる人も多ければ、降って行く人も多い。単独の外人さんもいてたね。私的には数回往来経験があるもんだから、新鮮さが殆ど無いんだけど。

数日来の雨天続きで、水気を含んだ道を滑らないように足元ばかりを見て歩いていると、つい現在地を見失ってしまう。そんな時に町石(卒塔婆)が目に入ると、たちまち安心感が広がるなぁ~好い道だね世界遺産「高野山町石道」。


慣れというか、歴史も感じなく歩く分には、町石道は長くて単調でに感じるでしょうね。次回からはその辺を考えて


歩行22.7Km  GPS_ダウンロード                    GPS軌跡①  

   


      紀伊細川から矢立峠、笠木峠、神田地蔵、二鳥居

高台にある紀伊細川駅から一度集落に降りて、後は一本道(近畿自然歩道)で矢立峠に向かう。道に沿って建つ民家が少なくて、集落を抜ける雰囲気が無いなぁ~、古道というイメージが無いぞ。

矢立峠から町石道は九度山駅まで17.2㌖だそう。今日は古峠から丹生都比売神社、六本杉を廻る予定。さすがにハイカーが多いね、若い人が多いのは土曜日だからかな。登る人、降る人、良く見ると私より年配のシニアは少な目かな(長距離だから)。

矢立峠から別に麻生津古道が伸びてるんだね(古道の雰囲気は無くなってるらしいけど)。次回の楽しみにしておこう。

神田地蔵からの田舎風景がいいね。付近は総じてそうだけど集落の生活臭がないんだよね、犬が泣くわけでなく車が走ってるわけでなく、煙が立ってるわけでなく、人が居てるのかなとまで思ってしまう。

      古峠から丹生都比売神社、六本杉、慈尊院(町石起点180番)   

古峠の案内板の対面に丹生都比売神社の下山口があった。初めての道だったけど迷うことのない安全の道だったね、地域で管理してるのかな(ありがたい)。

神社本殿の後ろに鎮座してる四神の建物が、実に神秘的で、しかも美しく、参拝を楽しみにしていたのにね...。ナント拝殿の真ん前に舞台かなんか新設されて景観が台無しやないか!(他の参拝客も残念がってたけど、こんな不評は気にしないのかね?)。

帰りは六本杉に廻って町石道に戻った、麓まで降り一辺倒が続くんだよね。丹生官省符神社にある、町石道起点の180番町石にタッチして、本日も無事完走だったね。気候の読みも的中してよかったよかった。

慈尊院から九度山駅までが遠いね、毎度のことだけど。
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