リハビリⅡ-42 生駒南端(亀の瀬)から信貴山へ

2015/02/03  晴

 

 

河内堅上駅→亀の瀬、峠、本堂→朝護孫子寺、信貴山城址→久安寺、立石越え→服部川駅

   
 

過去にいわゆる葛城28宿の、28宿目「亀瀬石」を探索してみたいという思いがあった。今日はその地「亀の瀬」から、信貴山へ登山をすることにする。生駒最南端の探訪ができるし、少しでも暖かい地域だろと。

峠地区に来て驚いた、周辺は有数の地すべり地帯で、明治以降でも3度の地すべりが起きてるようだ。大和川がせき止められ、麓の三郷地区が浸水したり、近鉄大阪線の軌道を移設さされたり、この地にひとたび地すべりが起きると被害は相当に大きくなるようだ。

水路工という工事が今もなお続けられてるようだけど、お陰で地すべりの兆候は無いようだね。当然集落は無いんだけど、以前はあったのかな?。現在は見晴らしの効く高台にいてるようで、明神山や背後の金剛山地まで大きな空間が広がるね。


今日の道程、小さなアップダウンがたいへん多く、ピ-クを峠になぞらえば、いったい幾つの峠を登り降りしたことか...。


歩行16.5Km 
 GPS_ダウンロード                    
GPS軌跡①  

   


      峠地区地すべり多発帯

水路工の説明があった。雨水が地下水になる前に排水をしてしまう工事のようだけど、地下35㍍ぐらいの穴が沢山掘られていた。地下水は意外と浅い地中を流れてるんだね。

緩やかな斜面は農地としては使えないんだろうね、桜の新木が多く植えられているようだ。はじめて接する光景に心ウキウキ、でも日蔭も無さそうで暑い季節は歩けないでしょうね。

本堂の集落を出ようとして、初めての信貴山への道標を見た。今は車社会で人の往来は無くなったのかなあ。心に残る景観は峠地区の大きな空間だけだったかな~。

      朝護孫子寺から信貴山城址へ

何度か来ているお寺。名前が長ったらしいので今までは単に信貴山と言ってたけど、朝護孫子寺と云わなければいけないのかな。会話がしにくいね。境内が大きくて、本堂から見下ろす空間には感動してしまう。

個人的には空鉢護宝堂に登る、山頂への参道がちょっと静かで好きだな。緑も多く、あれ?、参拝者の団体さんが、まあ~、雰囲気が壊れるわけでなく。鳥居を潜り潜り登って行くと、そこが山頂で、信貴山城址があって、奥ノ院への案内がある。

      久安寺から立石越え

山頂から尾根道への分岐を外して、そのまま山麓に降りると近畿自然歩道に合流できる。左するか右するかの分岐に出合うが、立石越えをPM4:00までにと予定しているので左(久安寺)にとる。

道は尾根の生駒縦走路に合流すべく、緩やかなアップダウンを繰り返しながら、上へ上へと伸びているが、この道も本来尾根道だったと思えるなぁ~。スキ、クワ時代の小さな空間が重機の導入で大きな農地が開墾されてるのかな、道の両側に時折大きな空間が広がるね。

あいさにお地蔵さんが迎えてくれるが、信貴山繋がりかな、奥ノ院繋がりかな、こののどかさが大阪側にはないね。緩やかな時間の流れを堪能できた日だったね。
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