リハビリⅡ-22 歌垣山から山里

2014/05/23  晴

 

 

歌垣山登山口→歌垣山→悠々里山→大同峠→妙見口駅

   
 

能勢に一山、歌垣山が未踏なのである。過去2回機会があったのだけど、時間の都合で登れなかったのである。今日はまだ未踏の大同越えと併せて行ってみよう。

大阪ではもう無くなった里山が、能勢ではまだ広く残っていて、悠々と歩いてみたいとは常々思っていた。今日はそんな期待もあって大阪環状自然歩道(近畿自然歩道)を歩いていたら、運よく?道を間違った辺りが、山麓に広がる農耕地帯だった。

水を張った田圃が連なって、美しいのどかな情景が広がっている。幾つかの集落が一杯の緑に覆われていて、なんだかきれいな~と感心する(新緑が鮮やかで、田圃に水が張られているからかな~、きれいすぎて?を感じるぐらいだった)。

歩行13.5Km  GPS_ダウンロード                    GPS軌跡①  

   



      歌垣山から堀越峠    堀越峠から奥ノ院

バス停前から、えっちらおっちら山の斜面を上り詰めると尾根が見えてくる。で、尾根に乗っかってみるとなんだこれは?、舗装路(歌垣山公園内)になってるではないか...、興が冷めるというもんだ。北に詰めると男山、南に詰めると女山。三角点は女山にあった、南に望む妙見山が美しい。

大阪環状自然歩道が通じていて、南に下ると堀越峠に出た。自然歩道は奥ノ院に繋がっていたが、手前まで舗装路が続き少し閉口したが、新緑に気持ちが和む。奥ノ院は踏破済だったけど、工事普請中で前回は参拝していない、今回は参拝して帰ろう。

      里山と大同峠越え    

現在の北摂の山は、一度準平原化した山が自然の浸食を経て、又再隆起してできた山らしい。大阪環状自然歩道が山中にあっても、ゆるやかな道がつづく所以なのかな(地理に明るければ歩き通しても不安を感じないね)。

と、眼前に能勢の里山の、きれいな風景が飛び込んできた。前回無かった風景
に道が間違っていることを知る。全体が爽やかな緑に覆われて、水を張られた田圃が薄くひかり、人の気配も音もなく、この静寂の地に異次元の世界に佇んでいるようだ。

大同越え:野間川を越え、神社の横の道を登り詰めれば大同峠に着く。以前妙見口から大同峠まで登ってきたことがあり、今日の未踏の道は大同峠までということになる。大同峠は標高450㍍、林道は続いて続いて標高400㍍まで続いていた。標高差50㍍を詰めれば大同峠に着くのだ。
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