リハビリT−17 (熊野古道)。

2013/02/22  晴

 

 

印南バス停→切目王子、中山王子、榎木峠、岩代王子、岩代大梅林→岩代駅

   
 

NHKが「岩代大梅林」が見頃らしいと知らせていた。和歌山県の3大梅林の一つ「南部梅林」を過去に観たことがあり、そのスケールと確かさに感動して次は「岩代大梅林」かなと思っていたものである。

周回コースも無いようで、あっさりと終わりそうな気もして、熊野古道と組み合わせてみることにした。出発は高速バスを利用する、列車より1時間以上も遅く出て、尚且つ早く着くという優れものなのである。

 

ところが今回の熊野古道は先々で、梅林の中を通り抜けるようでこれは嬉しい誤算かな〜?。だんだんと「岩代大梅林」行きが億劫になってくるわけである。山の斜面に風は遮られ、薄日のさす今日の熊野古道はまるで春のよう、快適な1日だった。

 

歩行12.6Km   GPS_ダウンロード                    GPS軌跡@ A  

   

 

     切目王子から中山王子

サービスエリアを出ると、ちらほらと梅の花が散見できる。梅の花は小さくて写真に撮るのは難しく悩みの種である、それでも気分が大いに盛り上がってきた。

ゆるやかな坂道を海岸近くまで降りてくると、今日の3王子の一つである「切目王子」があった。久しぶりに見る熊野王子、古社がよく似合う。

海を覗きながらJR切目駅を越すと古道沿いに、梅林がチラチラと顔をだしてくる。中山王子から梅林を通して眺めた海沿いの風景がよかった、格別のスポットだといえる。

 

     榎木峠から岩代王子(前半)

中山王子から岩代王子へ熊野古道を歩いていると、右に左に梅林が開いてくるぞ。ずっとずっと海辺に向かって、熊野古道は梅林の中を伸びて行くのか知らん。風は無く薄日も差して、まるで春の1日を歩いてるような気分がする(今日という日は、1年で1番いい日なのかな)。

観梅は4`ほども続いた、農家が丹精を込めて育ててるだけに一本一本が美しい。白梅だけだけど十分堪能できたようで、なんだか「岩代大梅林」に行きたいと思わなくなったなぁ〜。時間も超過しただろうし、よし今日は岩代王子までということになる。

 

     榎木峠から岩代王子(後半)  

長い梅林歩きも、海が見えてくると本日最後の「岩代王子」はすぐという事になる。国道をそれ海に近付いてみると、見える見えるきれいな海岸が見える。ちょうどタイミングよくJRの列車が走ってくるぞ、記念の一枚を、パチリ。

「岩代王子」は海浜に建っていて、眺望のいいところだな...、と現代の私は思っても。昔の人はシケとか嵐にあえば、近寄りもできなかったのと違う?と珍しく振返るのだった。

 

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