リハビリT−3 (藤原宮から飛鳥)。

2012/10/30  晴

 

 

大和八木駅→すさ観音、藤原宮、香具山、飛鳥寺、山田寺→桜井駅

   
 

今日は平城京遷都に繋がった「藤原宮」周辺を歩いてみることにする。位置的には前回の「西ノ京」からの続きと考えていいんだけど、道中観る物に欠ける地域もあるので、大和八木駅からのスタートとなった。

駅を下りると「おふさ観音」の案内が目に付いて、「藤原宮」までの道筋が同じだったので行ってみることにした。着いたお寺は参拝者が既にパラパラと、境内一杯に色々な「お花」が咲き誇っているではないか。びっくりというか、感心というか、感激したなぁ〜。

今日の狙いは300万株もある藤原宮跡のコスモスの花だったので、おふさ観音の花種とダブらなくて良かった。

香具山を過ぎて、飛鳥まで来ると帰りのコースが気になるんだよね、飛鳥駅、岡駅、橿原神宮駅どの駅も結構遠いんだよね。思案の末、未踏の磐余の道を歩きたくて山田寺に廻ったが、あわよくばの期待だった「安倍文殊院」は時間切れとなってしまった。

歩行19.6Km   GPS_ダウンロード                    GPS軌跡@ A 

   

     おふさ観音  

花で埋まったお寺だった、草花で足の置き場も無いほどなのに、よく手入れがされてるもんだと感心する。観音様とは面識が無いだけに、お賽銭はお花の精に捧げたいぐらいだった。

草花で余りの埋もれ方に捨て置かれた雑踏と、手入れされた管理は紙一重のようだった。

     藤原宮跡  

300万株のコスモス、数を確認せずともなるほどと思わず納得、見事というか見頃というか...。遺跡というのは調査が済んでしまえば、元の状態に埋め戻してしまうんでしょう。後は建物は建てられないしなぁ〜、コスモス300万株がいい保養になってくれる。

大極殿を通して「畝傍山」を見たり、「耳成山」、「香具山」を見たりすると、その景観は当時の人の思いと余り変わらないのではと思ってしまう。つまり巨大空間が現存しているからでしょうか。

     香具山と岩戸神社  

標高152b、足元から50b足らずの「香具山」が、リハビリ中の身にはきつかった。歩くのは良いんだけど中々本調子とはいかないもんだ(歩幅、段差が色々の斜面歩きは大変だと思い知る)。

天の岩戸神社、鳥居を潜り拝殿でお賽銭を済ませ、本殿を覗くと裏の竹林の奥に巨岩があるぞ。これが岩戸さんかな?、並び方にどうも後世のにおいが?。

     飛鳥寺    山田寺  

耳成山から藤原宮、香具山山麓、飛鳥川周辺まで繋がる大きな空間がいい。現代的な個人の住居も多いんだけど、それが芥子粒みたいに邪魔にならないのは巨大空間のおかげだな。

飛鳥寺がこんな小さなお寺だとは知ってびっくりだ、それでいて観光バスの駐車場もあって、人気は超一流で参拝客も多そうだ。

山田寺は行政区分では桜井市になるんだけど、飛鳥文化圏という事かな。磐余の道という古道があって桜井まで通じているがチョット遠い。途中「安倍文殊院」に参拝できたらいいんだけど、時間的に無理かな。道中の多武峰山麓も大きな空間だったな。

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