2012/05/13  晴

 

 

ねむの木→林道合流→辻の茶屋、湯川辻、相の浦分岐→大門→高野山駅

   
 

近畿自然歩道37番として「高野山龍神口のみち」というのがある。高野七口の一つ「龍神口」を辿るんだから、かっての参詣道の雰囲気を味わえるのかなと思ってたのに...。

近畿自然歩道なんだからと安心しきってたのに、ところが現地では「近畿自然歩道」の、看板どころか道標すらなかったし。「花園ふるさとセンターねむの木」の玄関近くに、「林内遊歩道」の看板があって、直感的にどうもこの道らしいと...。

「ねむの木」の人に高野山まで行きたいんだけど、道はどこにあるんでしょうか?と尋ねると、たまに尋ねられることがあるらしく、親切にカタログをいただいた。カタログ内にはちゃんと全ルート「近畿自然歩道」だと、ただ一行だけど記入されているぞ!。

お店の人が教えてくれるんだけど、これが全くわからないのだ。登った道を、間違って降りてしまったりしたけど、何とか古道らしい雰囲気の山道に乗っかって、安心するまで少し時間が掛かった。

歩行 17.2Km   GPS_ダウンロード                    GPS軌跡@ A B

   

     ねむの木から林道合流まで

起点が標高410bで林道合流が標高900b、けっこうな激斜面といえるかな?。ところがかっての古道は人に優しく作られてるんだ。幅員は広く、危険箇所は全くなくて、つけられた木製階段も段差が適当で甚だ歩きやすいのである(古道だと確信できた根拠でもあるな)。

鎖で安全柵が用意されてるけれど、今風のハイキング感覚のなせる技だな。参詣道を思わせるようなものは全くなかったが、新緑の緑が映える古道歩きが楽しめてよかったといえるのだ。

やがて前方に舗装路が見えてくる、ここがカタログのいう林道合流地点となる。標高差500bを1時間50分で登ったことになり、まずは平均かな。さすが近畿自然歩道、不安なことは全くなかったなぁ〜、トンボマークの道標ぐらい置いとけよ。

     辻の茶屋、湯川辻、相の浦分岐、大門

林道合流箇所からは舗装道路が続き、うんざり気分かと思ったら、辻の茶屋からは、道も細くなり、しかも見事な眺望が続く。それに新緑が鮮やかに輝き、気持ちのいい気分が湯川辻まで続く。

湯川辻で道が合流すると、幅員も広くなってくる。今まで車一台走らなかったのに、大門が近くなるにつれ、車も走るようになる。

途中お助け地蔵尊に寄ると、又新緑の中を歩くことができる。そして緑の先に大きな大門が小さく見えてくるのだ。

大門で少し写真を撮って弁天岳に上る。弁天岳を直進すれば女人堂に出るのだが、弁天岳をUターン気味に西斜面を降りると、高野山駅に繋がる舗装道に出た。間道を発見できたが利用価値のないルートだな。

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