2012/04/02  晴

 

 

五条駅→賀名生梅林(口の千本、一目千本、見返千本、東雲千本、奥の千本、西の千本、振返り千本)→賀名生和田北口バス停

   
 

駅から駅の日帰りハイカーにとって、この辺は大変不便な地域である。バス便は帰りに利用するとして、五条から賀名生梅林まで歩いていく事になる。田舎を2時間も歩けば、綺麗な景色に出会えるんだけど今日は目論みが外れたようだ。

絵になる景色が有るにはあったんだけど、背景が梅林がらみになってしまうんだよね...。ここで写真を撮ってしまえば、肝心の賀名生梅林で写真が撮れなくなるな...、エネルギ−は最後に溜めといて。

やがて小高いところにたつと、正面に全山梅林の山の斜面が切り立って見えてくる。あのあたりが口の千本かな、その上一帯が一目千本かな...見ると一本の道路が山の上へ上へ、奥へ奥へと伸びている。今日のコースのようで少々頭が痛い?!。

ここは幕末や、南北朝時代の歴史的遺産があるらしい。皇居跡を覗くと藁葺屋根の前に、一本の枝垂桜がそびえているではないか。まだ咲いてはいないが、とりあえず写真を撮る。梅林を観に来て、真っ先にまだ咲いてない桜を撮るなんてね!。

歩行 15.4Km   GPS_ダウンロード                    GPS軌跡@ A B

   

     賀名生梅林@  賀名生梅林A

奈良県の3大梅林の一つだそうだ。月ヶ瀬梅林、広橋梅林は既に見学済だし、楽しみな観梅といえる(といって一度きりで十分とはいえないのだけれどね)。

時期がよかったのかな?、一輪一輪の美しさはここが一番綺麗かったかな。しかし急斜面に植えられた梅の木は、道路からは本単位でしか観賞できず、スケールのわりには全景を見渡せる空間は意外に小さかったようだ。

眼が悪いのかなぁ〜、白梅も紅梅もなぜか淡白で、山を染めるものではなかったな。正面に覗く「金剛山」が威風雄大だ。土地の人に聞けばこぶのようなのが「葛城山」、右に伸びてる稜線が「生駒山」だって。土地が違えば山容が変わる。

口の千本、一目千本、見返り千本、東雲千本、奥の千本、西の千本、振返り千本、これらが小さな集落の生活道路で繋がっている。周回コースは長さが6kmにもなるし、登ったり降りたりアップダウンがあるし、しかも全て舗装道路だったし...。

まぁ、いい写真が取れれば満足なんだけど、カメラに不具合があってチョットだけ不満な1日だった?

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