2011/09/18  晴

 

 

洞川バス停→面不動鍾乳洞、大原山、とうろうの岩屋、かじかの滝、母公堂、龍泉寺→洞川バス停

   
 

近鉄てくてくまっぷ29「洞川自然研究路コース」は、台風にも大きな影響は無いらしい。夏日最後の登山になるだろうし、標高800bのウォーキングは過酷というのではない

山岳宗教の麓と言っていいのか「洞川」の地、比叡山とは違うし、高野山とも違うなぁ〜。なにが違うのかな?、つい考えてみるのが私の癖のようだ。比叡山は街中だし、高野山も高野山そのものが街のようなもんだ。

人口密度のせいかな?、此処には人いきれがない?、空気が澄んでるぶん天上の世界が近いんだな。すがすがしい気分が、神々しい気分に変わっていくのかな?、信仰の気分を覗いて見たくお寺に好奇心を持ったりして、私にしては珍しい気分を味わってしまうのだ。

なぜか田舎くささを感じない、垢抜けのした所だなぁ〜。観光所の案内書を見てもセンスの良さが伺える、これって人の往来がたくさんあったということなんでしょうな(こんな山中に)。

歩行 13.4Km       GPS_ダウンロード                    GPS軌跡@ A 

   

     面不動鍾乳洞、大原山(温帯林遊歩道)  洞川八幡神社、龍泉寺

15分程度の空間で¥400、ちょっと高いかな?、山上の観光地だし。洞川近辺に石灰質の白っぽい岩が一杯だった。この辺が昔海底だった証拠らしく、地球変動の激しさを知らされる。

日本の森林は本来が温帯林だったのに、今では殆どなくなったらしい。この辺に少し残ってるらしいが、今にして思えば子供の頃の田舎の山は、まさに温帯林だったようだ。色々な木々が雑多に生えて、見栄えはたいしたもんでは無いが、なんだか懐かしく思うんだな...。

洞川八幡神社に巨木があった。樹齢千年?というが、鎮座して千三百年もこの山中にと思うと驚きである。

空が澄み周囲の山が美しければ、天上世界が近く感じられるかな、龍泉寺境内から仰ぎ見る空はそんな感じだった。信仰の世界が隣にあるのもうなずける?。

     洞川自然研究路  とうろうの岩屋、かじかの滝

大原山から降りてきて、洞川沿いに進もうとするとアレっ!通行止めになっている。台風の余波らしく迂回を強いられるが、一般道から「とうろうの岩屋」、「一の修行場」と洞川自然研究路と歩けて事なきを得た。

「かじかの滝」は赤目の滝を連想する。高低差はないものの水量が多くて流れも速そうで、夏場には涼しい散策コース、四季折々の景観があるだろうね。

分岐から一般道直ぐに母公堂がある、自然な気分で参拝したら...、「コーヒー」をいただいた。こんなの初めて!。新鮮な気分に成れるわけだ。

高野山に弘法大師あり、河内に大楠公あり、洞川に「役行者」ありだな。

 

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