2011/05/14 晴
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高平小学校バス停→十倉、峠、山頂登山口→大船山→大舟寺跡、大舟寺→松葉屋バス停 |
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宝塚市の誇る「田舎」が北摂にあるんだそうな、田舎好きの私としては「行ってみたい」という事になる。時間的に少し半端そうな「大船山」と抱き合わせて「ちょうどいい」という事になるようだ。 今が新緑たけなわ、鮮やかすぎる緑の中に居て、都会では考えられない新緑を堪能する。地方では暮らしそのものが、緑に包まれてるんだな。 大船山山頂近くにあった大舟寺は、今から500年前に麓に引っ越したそうだ。下山道が当時の参道だったらしく、歴史と古道好きの私にとって、好感度な道といえたかな。 大舟寺古参道を降りて来ると、そこには田舎世界が広がっている、理想?の天地だ。目標の宝塚の「田舎」には、足が届かなかったが、終日緑の中を歩けた納得のいく1日だったなぁ〜。 歩行 14.8Km GPS_ダウンロード GPS軌跡@ A B |
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バス便の都合で登山口まで国道(4`)を歩いたけど、田植えの始まった風景がいいなぁ〜、それに新緑が深いのだ。「牛」がいたし、「やぎ」もみたし、景色がきれいし足が止まってばかり。 隣村との交易路だったんだろう、1本の山道が山中に深く伸びている。峠に着くと大船山へ右に分岐するが、これも本来は大舟寺への参道だったんでしょうね。 |
山頂まで激斜面が続く、ロープが張られてるからそう感じるのかな?。しかし下山時にはありがたいロープとなる。ここで4組のハイカーと出あう、評判の山のようだ。 山頂には祠があった、早速参拝を済まして周囲を眺めると...、アレー?霞んでる。やや快晴の天気と思ってたのに、登ってみるとえらい違いだ。先客が黄沙だと言ってたけど、残念。それに雑木が伸びて、360度の展望とはいかなくなってるな。 |
大舟寺跡は石垣があっただけ、だけどロープに誘導されて谷に降りたあたり、古参道の雰囲気が沸いてくる。すぐ上の滝水が、やや広くなった空間を流れる付近、一面に石が散らばって...。 ここは「賽の河原」と違うかい?、古びた丁石(卒塔婆)に出あうとイメージも膨らんでくる。本来歩きづらい道が、味わい深く歩けてしまう...。しかし麓まで、延々と続くのには閉口してしまった。 麓の「大舟寺」感じのいいお寺だった、清掃が行届いて清楚なお寺だ。ここに2層のかやぶきの多宝塔がある、市指定の巨木がある。 解釈の違いかな?、「人に不快感を与える写真を撮らないように」だって...ウ〜ン、撮らづに帰って残念なこと。 |