2011/04/02 晴れ

 

 

雑賀崎遊園バス停→章魚頭姿山→片男波公園→紀三井寺、名草山→紀三井寺バス停

   
 

Eさんと一緒。花見にというと、震災後まだまだ気が滅入るけれど、近畿では早く咲く和歌の浦、紀三井寺へ観楼ウォーキングに出掛けることになる。

波一つたたない内海の静寂さにも、先日の津波被害を思い出してしまう。遠隔地の私にもかなりのトラウマを残したようで、早く復興の槌音を聞かせて貰いたいものだ。ここは「瀬戸内海国立公園」、春霞というか天気がいいのに、せっかくの景観がかすんでるのが残念だ。

南海電車が紀泉山脈を抜ける頃から、山肌に山桜が顔を出してきて、この山系に山桜が多かったことを思い出す。その山桜、朝は咲いてると思った程度だったのに、帰りには綺麗だと感心してしまう。花は半日でビックリするほど開花が進んだようだ。

歩行 16.1Km       GPS_ダウンロード                    GPS軌跡@ A 

   

     雑賀崎、浪早崎、章魚頭姿山、片男波公園

こんなに波が静かなのに、なんで浪早崎というのだろうと疑問に思ってしまう。私の故郷は対岸の四国徳島である、見える日も多いんだろうに今日は淡路島すら見えない。陽気で少し暑さを感じながら田野の浦から章魚頭姿山へ登る。

章魚頭姿山(和歌の浦)は和歌山でも代表的な桜の名所であるらしい、今日はまだ五分も咲いていないが背景が素晴らしい(瀬戸内海国立公園)。数組の花見客がいた。

片男波公園から見る章魚頭姿山、ちょっと特異な形をして、地域の象徴的な山だと理解できる。

     片男波公園、紀三井寺、名草山

片男波公園から東に存在感のある山が「名草山」で、中腹の急峻な斜面に西国33ヶ所2番札所の「紀三井寺」がズシンと構えているのだ。

さきの天満宮といい紀三井寺といい、圧倒する迫力を感じるのは御三家の威勢と関係があるのかなぁ〜、単なる地形の問題なのかな?。

桜が綺麗かった、満開に近いといってもいいな。いい時に巡りあえたと感謝、感謝。ただ箱庭的な美しさにも見えるかな?、急斜面にあって空間が小さいから?、手入れがいきとどいているから?。

名草山三角点は、最奥の多宝塔の上のお墓を巻くように道が通じていた。ファミリーコースの歩き易い道が頂上まで続き、桜と景観が楽しめるいいコースだった。

(紀三井寺さんはハイカーの往来を歓迎されて無いようで’注’ということかな)。

     

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