2011/03/19 晴れ
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北攝霊園バス停→明ヶ田尾(あげがたお)山→鉢伏山→天上ヶ岳→箕面滝→箕面駅 |
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震災八日目未だ底を脱せず気持ちが重い、といって家に閉篭っていては体に悪いのだ。気晴らしに以前から誘ってくれと頼まれていた、かっての先輩二人を誘ってみると即”行く”という返事。 E(70)さんは毎日ウォーキング、T(65)さんは詩吟、料理教室等で体育系は無しだって。初山登りに誘うのは此処だと思ってたのが、箕面の3山縦走なのだ(なんせ初心者用縦走コースらしいのだから) 「箕面」って国定公園だったんだねぇ〜、つい忘れていた。ハイキングコースはたくさんあるけれど、写真に撮りたいような景観は「大滝」と「紅葉」しかないんだよねぇ〜(一眼レフを背中に背負ってても、降ろす時がないのだから)。 お二人さん、滝に下山すると安心したのかな、足が痛いと言い出した。まぁ〜2、3日すると治ることでしょう。 歩行 15.6Km GPS_ダウンロード GPS軌跡@ A |
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土曜日は北攝霊園行きの臨時急行バスが、阪急バスから数便運行されてるようで、幸先のいい出発ができることになる。とはいえ座席分だけ満員の他の乗客は霊園行きの人達で、私達と同年輩ばかり...つい、人生の終盤の何たるかを考えてしまうな。 高山集落に向かって、段々畑を横に話をしながら歩くもんだから、登山口に”あっ”という間に着いてしまう(つい見落としたものはないかと振り返ってしまう)。 登山口には大阪環状道路の看板があって、多少の不安感を一掃してくれる。道は整備されたのかどうか、広めで安心の道が尾根まで続くのだ。 尾根に乗っかると後はアップダウンが2、3回あるだけで、緩やかな大地の背中を歩いているよう、まさに初心者コースといえるのかな。冬枯れの中、見通しは効くけれど眺望がいいとはいえない。 |
「みのお記念の森」公園を出て暫く舗装道路を歩くが、「箕面自然歩道」への道がわからない。適当な坂を登って行くと、運良く農家の人に出会って教えていただけた。 今日は「箕面自然歩道」は工事閉鎖中だったらしい、知らぬ者の強みだなぁ〜、遠慮しいしい数箇所を通して頂くことになる。 道標に天上ヶ岳の案内が小さく添えられている、うっかりすると見落としそうだ。天上ヶ岳は展望は効くが、眺望はたいした事も無く...、というか休憩するにも「役行者」さんの坐像に睨まれててね。 分岐まで戻り暫く進むと、降って降ってのコースが続く事になる。標高差300bを降るわけで、お二人さんはここで足に疲労を感じたようだ。だけど滝はもう直ぐ、安堵感もひろがることだろう。 |