2011/01/02 曇り

 

 

JR奈良駅→高円山火床→(滝坂の道)首切地蔵、春日山石窟→若草山→奈良駅

   
 

初詣はどこにしよう?...、中途半端でなかなか行けない「高円山」登山を兼ねて、春日大社参拝と行こうか。

元旦よりましとはいえ今日も寒い、夏の暑さにもダウンしてしまったけど、なんか寒さにも弱くなったのかなぁ(見通し暗いナ)。

世界遺産「春日山原始林」を囲んで、一帯に春日山遊歩道、奥山ドライブェイ(歩行可)、東海自然歩道(滝坂の道)の3本の道があるようだ。地道の奥山ドライブェイを若草山まで歩いて来ると、若草山は冬の閉山中だったんだぁ〜。

春日山遊歩道を春日大社まで降りて来ると、人人人、境内は人で溢れている。並んでまでは参拝する気になれず、初詣は中止ということになってしまう。

境内にある小さなお社に、数10人が順番にお参りしている人達をみて考え込んでしまう。御利益が確かなのか、それとも深刻なのか?。

高円山登山は良かった、久々の「滝坂の道」も良かった。正月のゆったりした気分が後押ししてくれたのかな...。

歩行 20.5Km       GPS_ダウンロード                    GPS軌跡@ A 

   

     高円山登山  高円山火床  

登山口までは白豪寺の山手側を通れば簡単だろうけど、あえて地理院発行の地図を頼りに、小さな道を歩くことにした。そこは農道で鹿害を防ぐため柵が設けられてたんだよなぁ〜、でもよく見ると鍵の開け閉めに注意すれば自由に通ってもいいのかな?。

農家の人に登山口を尋ねると、親切に教えていただけた(ありがとう)。

落葉を踏みしめながら標高差300bを登るわけで、危険箇所もなく、冬枯れの中を快適に歩く事ができる。万葉の人々も此処を歩いたのかと気がつけば歴史の中に身を置く自分が居るわけだ。

途中「高円山一番の山桜」があるらしいスポットに出合った、おおいに歓心をもって捜そうと思ったが、葉も無く花も無くでは捜せそうになくあきらめる(淡白にすぎるな)。

      滝坂の道を春日山石窟佛  若草山、春日大社

案内板の「紅葉橋」を目当てに下山すると「滝坂の道」に出あう。いわゆる柳生街道であり東海自然歩道でもある。

歩き始めの頃に歩いた道ではあるが、当時は歩いただけで写真もあまり撮ってなかったようだ。今回はつぶさに眺めながら歩いてみた。

今でいう税金で整備(奈良奉行)された街道でありながら、今は自然歩道を散策するハイカー以外通る人もいないのだろう。

古木、巨木が林立し、倒れた木々は捨て置かれ、一見荒廃がすすんでるようだけどこれでいいんでしょうね。なんせ平城京以来の伐採禁止地域なんですから。

石窟佛を過ぎると奥山ドライブェイに出あう、歩行者は通れるようで若草山に向かうが、若草山は閉山中だって。それでものどかな気分に浸れる空間があるんだ、鹿がよってくる。

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