2010/11/27 晴れ

 

 

四郷バス停→(滝)東滝→堀越観音、東燈明ヶ岳→蔵王峠→(国道61号線)滝畑バス停

   
 

前回、施福寺裏参道を廻って歩いた61号線は、滝畑ダムから蔵王峠を経て和歌山に伸びているそうだ。そして蔵王峠迄の4`ほどが、1車線で幅員も狭くこれでも国道かと非難轟々で、関係者?等から「腐道61号線」といわれてる道らしい。

交通量が少ないというのは歩く者にはありがたい話で、しかも場所が大阪の秘境?たる石川の源頭部の渓谷沿いだって...。紅葉盛んな折、期待できるのではないかと。東燈明ヶ岳をダシに、四郷の未踏の集落を歩いて蔵王峠から帰ることになる。

今日は殆どが舗装道路かも知れないなぁ、登山靴の下敷きの下にプチプチでも挟んでおこう(結構、役にたったことがある)。

どこを歩いても紅葉が楽しめる、いい季節になった。東滝集落は尾根沿いにある串柿の里、風情は良し、眺めは善し。

歩行 18.7Km       GPS_ダウンロード                    GPS軌跡@ A B

   

     四郷バス停から滝集落  滝から東滝集落へ  東滝集落

大宮神社から少し南下した所から、西峯、五条平集落を抜けようと思ってたのに、エッ!「通行止」。不案内の地域で戸惑っちゃう。

指定の道路を滝の集落(妙見神社)まで歩いたが、結構な距離と登り坂が続く。ブラブラを楽しんでいる私はいいが’学童指定道路’になっているではないか、小さな頃を思い出す(一山越えて通学してた級友がいた)。自転車で下校は辛いだろうなぁ、徒歩なのかなぁ、思いを巡らしてしまう。

妙見神社を過ぎて東滝集落を抜けるまで眺望もあり、素晴らしい風景が続く。吊るされている串柿の色、山々の紅葉に、舞台は探すもんだと思ってしまう。

      堀越観音  向ノタワから蔵王峠  

東滝集落の最奥から、堀越観音まで道が通じている。新しい道が迂回して造られたんだろうか、徒歩専用になっているのが嬉しい。たまに丁石が残ってて、道標がわりになってくれるのも嬉しい。

堀越観音は東燈明ヶ岳の中腹にあって、住宅限界地なのだろうか上に住宅はない。風情を味わった後、東燈明ヶ岳へ登るが住宅地から30分で登れる為か達成感がないなぁ〜。

’向ノタワ’まで下山する、此処から蔵王峠まで整備された舗装道が続く。路上の端っこに、落ち葉の溜りが続き、その上を歩くと足に気持ち良い。すすきと燃えるような紅葉が相まって異次元の世界を作っている、一組の若夫婦が弁当を食べてるぞ、隠れた名所といえるなぁ。

      腐道(国道)61号線

蔵王峠から滝畑までの標準タイムは2時間となっている。16時台になるか17時台になるか、微妙なバス時間だけど、ゆっくりと写真を撮りながら帰るとしよう...、と思ったもんだ。

ところが20枚も撮った筈の、一眼レフ写真は真っ黒でがっかり。どこかで設定環境が変わったみたいだな...、気が付かず、感動が記録に残らず残念だ。

腐道61号線、まさに幅員に限っては林道以下だな、細くて細くて行き違いに難儀そう。しかしさすが国道、頑丈さにおいては鋼鉄のような逞しさを感じるのだ。

それに行交う車は皆’軽4’で恐る恐る様子見的な’ゆっくり運転’をしてるらしい、細いという事が歩行者には安全に作用してるようだ。

一台だけだったけど自転車の方が怖い?(気配を感じず横を通り過ぎてビックリ)。往来は車7台、単車4台、自転車1台、歩行者私だけという事か。そういえば外灯なんてあったかな?。

 

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