2010/08/01 晴れ

 

 

奥の院口バス停→転軸山、楊柳山、摩尼山→摩尼峠奥の院バス停

   
 

猛暑を敬遠して今週はパスのつもりで、前日(土)を見送ったものの...。朝の部屋の(日曜AM6時)温度が30℃、これでは家にいててもバテテしまう。ならばいっそ高野山にでも行こうという事になる。

前日の高野山の温度がMax27℃、ちゃんとチェック済みなのである。

南海ナンバ駅から急行に乗る、河内長野駅で大勢のハイカーが降りたようだ、多分金剛山だろうね。橋本駅で乗り換えると九度山駅で2グループ?が降りた、町石道を登るのか知らん(この暑いのにご苦労さんと言っていいのかね?)。

高野3山は往路復路ともに踏破済みである。未踏の道をさがして燈籠堂(弘法大師御廟前の建物)から転軸山に取り付く予定だ。

「市の橋」から「中の橋」「奥の院」へと、メーンストリートを歴史の中に身を置きながらゆっくりと歩くのであるが、蚊に襲われてぼやくのも毎度のことだなぁ...。赤く焼けた墓石に風情を感じるわけでも無いが、それでも圧倒される巨木群を無視はできない

春以降、ずっと「緑」に癒されてきたようだけど、今日の緑は圧巻だったなぁ〜!、「手付かずの美」というか、緑に迫力を感じたのは始めての事だった(摩尼山から摩尼峠へ、尾根道を走る緑の原生林があったのだ)。

歩行 12.6Km       GPS_ダウンロード                    GPS軌跡@ A  

   

     お墓場&...  高野3山(天軸山、楊柳山、摩尼山)

市の橋から中の橋、奥の院まで、ここを歩く観光客は多い。お墓場を観光気分で申し訳ないという気分がないではないが、千年の時空が許してくれるのでしょう。

回を重ねるにつれ歩くコースも、微に入り細に入り横道にそれるも、どこを歩いてもお墓と巨木のセットが凄まじいもんだ。ただ止まってられないなぁ〜、蚊が多いから...。

弘法大師御廟の横に納骨堂があり、そこに玉川に降りる石段がある。写真撮影禁止地区の、厳粛な空間の裏を覗くようで申し訳ないような...。玉川を渡渉すれば、一本道が転軸山へつづく。

1000bの高野3山といっても登山口が既に800bを超えてるわけで、尾根に上がれば快適なハイキングが始まるという事になる。体感温度は26℃ぐらいで想像以上の涼しさだけど、空気がなんとなく重く感じるのは湿気が高いから?。

      摩尼山から摩尼峠

感じのいい緑一杯の尾根道と思っていたのに、摩尼山山頂からの下山道は、想像を絶するような緑のジャングルの中を下山する事になる(まるで異次元の世界だ)。

急峻な古道に「覆い被さる緑の原生林」というべきか、この道は登るより降った方がいいだろうね。急峻ゆえに、息せき登っては格別な周囲を見落とすというもんだろう。

麓の奥の院と直結してるだけに、1000年の原生林が残ってるのかな?。谷筋は奥の院を流れる玉川の源頭部であるようだ。

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