2010/05/15 晴れ

 

 

二ノ瀬駅→夜泣峠、大岩、市瀬→十三石山、満樹峠、小峠、氷室→船山→北大路駅

   
 

相棒くんと一緒。暑くなる前に、京都北山杉を見ておきたい、今なら新緑も間に合うだろうとコースを考える。京都トレイルは歩き済みだし、未踏の道をと考えて「十三石山」を縦走する事になる。最近、GPSに頼らず、地図読みの練習もしてるので、お手ごろ登山の感覚でもあるのだ。

道沿いに流れていた川は、鴨川の上流らしい。川幅は小さくても、谷は深いところを流れてるようだ。対岸の山に多かった藤の花はいつの間にか消えてしまったようだ、川を離れて植生が変わるかな?。

標高400b〜500bのこの地域、暑からず寒からず、快晴のなか空気も爽やかでまさに歩き頃と云える。

今日はどういうわけか一般ハイカーと遭遇せず、なのに外人さんハイカーとだけ一組遭遇した、珍しい日だった。

歩行 19.2Km       GPS_ダウンロード                    GPS軌跡@ A   

   

     夜泣峠、大岩、市瀬@  A

東海自然歩道を、夜泣峠を経て大岩まで歩く。途中古木が並木のごとく壮観だったのは、古道としての名残なのでしょうか、しっかりした道が続いている。

十三石山の背後に廻ろうと、大岩から自然歩道を離れて、61号線を北に迂回する事になる。道沿いに流れる川は鴨川の上流になるようだ、清流といえる。新緑は鮮やかに輝き、藤の花が多く、鑑賞しながらの歩きとなる。

近くで見て綺麗な藤の花も、遠景となるとボリューム不足?、山桜に及ばないかな。

      十三石山縦走、満樹峠  小峠から氷室  展望@  展望A

市ノ瀬の集落を降り、市ノ瀬橋を渡って少し進むと、林道へのゲートがある。ゲートから少し歩いた谷口に、登山口の目印であるテープがあった。

谷川を渡った先にもテープがあって、周到なメッセージに感謝、感謝。これなら大丈夫そうだと安心する事になる。鋭角の九十九折れの急峻な道が続いたが、やがて前方に視野が広がると、緩やかな尾根歩きが続く事となる。

十三石山は比叡山の展望が開ける山頂だった。降った満樹峠は4差路だけど、しっかりした道標がない分、少し不確かだな。左右が降って、正面が登りになっているが...(正面に道があると直ぐには気づかない)。氷室方向は正面を登っていく事になる。

暫く登ると、又4差路に出る。右にダラノ坂、左に小峠、氷室は更に直進するが、ここも明確な道標は用意されていない。

      船山と船形火床  展望@  展望A

氷室から京見峠方向に京都トレイルが伸びているが、途中の分岐を船山に向かう事になる。車が通らない道だと、ネットで知っていたから。

氷室で二人の外人さんと会っただけで、今日は誰にも会っていない。このままずっと、人と会いそうに無い、静かな道が続く事になる。

五山の送り火で有名な、舟形火床に着く。京都市内が一望できる所、聳え立つ比叡山の雄姿は中々のハンサムだ。

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