2010/04/10 晴れ

 

 

比叡山坂本駅→日吉大社、八王子山、三石岳→横川→飯室不動、安楽律院→比叡山坂本駅

   
 

相棒くんと一緒。近所の公園の桜は、そろそろ葉桜へと移行中、慎重に検討をして比叡山琵琶湖側山麓を周回する事になる。

桜の終わりが近付いている、山に登ってよくわかるというもんだ。標高500bが人間界との境目らしい、標高600b上の横川地区ではじっとしてるとやや寒く、横川本坂を降って500bを下ると「ジワッ」と下界のむさ苦しさを感じるのである。

胸に熱気がこもって、あぁ〜夏が来るんだと感じてしまう事になる。

今日の桜は綺麗かった。山中、山上はともかく、山麓一帯は桜ばっかり。それが皆綺麗で、季節に合うという事なのか、贅沢な1日を消化したもんだ(撮り疲れで予定の西教寺を飛ばす事になる)。

歩行 20.2Km       GPS_ダウンロード                    GPS軌跡@ A   

   

     坂本の桜  日吉大社  

日吉馬場(県道=200b)にある200本の桜、なんと艶やかなんでしょう...、ライトアップもしないし、提灯の囲いもない、昔のまんまなんでしょうね(艶やかすぎて気持ちに壁ができてしまいそう)。

日吉大社(全国に3800箇所もある日吉神社の総本山)、その神域は広く、歴史は古く、建物は豪奢な様でも、よく見ると清楚だなぁ〜(日本の神様は華美には踊らない?)。

今日の山(三石岳)は、本来のご神体である八王子山(牛尾宮)から登る事になる。

     八王子山から三石岳、横川  

麓の東宮から牛尾宮(八王子山)まで、標高差200bもあるんと違う?、距離にして1`もあるらしい。神輿が通るらしく、山道が幅広に管理されてるけれど急峻ですね、ご苦労様です。

牛尾宮から少し戻ったところに、三石岳の登山口があった。細い道だけど、確実な道が伸びているのだ。それでも神宮寺跡で道を間違ってしまった(唯一らしい道標が倒れていたのだ)。有効なテープも無くて、事前の知識が必要な山だな。

     飯室不動の桜  安楽律院の桜

周回の極みは、静かな飯室谷に寄れる事でもある。静寂の「飯室不動寺」、更に人気が全く無い「安楽律院」。静かな舞台に不似合いな、鮮やかな桜があったなぁ〜。

飯室不動寺、なぜか本堂というか参拝箇所が閉まってたなぁ〜人は来ないと見込んでたのかな。清掃してる情景さえ絵になるな。

安楽律院、住職は居らず比叡山が管理してるらしい、それでも門を開放してくれてる。人のいない空間が、荒れる事なく維持されてるのがいいんだろうな。一本の桜木あり、数本に勝る。

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