2010/03/13 曇

 

 

田町柳駅→(京都トレイル)63番→比叡アルプス→(東海自然歩道)弁天堂→(無動寺坂)坂本駅

   
 

比叡アルプスが、ほんとにあるとは知らなかった。誰かが個人的に使ってる、別称かと思ったんだけど実在するんだって...。

本来の登山口は地蔵谷バス停廻りらしいが、舗装路を歩くのも辛いと思っていたら、京都トレイル63番から繋がってる、というではないか。一本杉で写真を撮って、東海自然歩道に乗って、弁天堂から無動寺坂を降れば好い一日になるはずだ。

この尾根をアルプスと呼んだ人、なかなかの感性の持ち主なんだろうと思う。4キロにも及ぶ尾根は、そそり立つというのではないが、こければ転がり落ちるわけで、緊張も要求されるし...、それに白い岩盤が別世界の印象を与えるんだろう。

もし、うっすらと雪でも積もったら、ハテ?どんな表情を見せてくれるんだろうか?。

歩行 19.5Km       GPS_ダウンロード                    GPS軌跡@ A   

   

     トレイル63番から地蔵谷@  A

以前、瓜生山に回り道した事で、トレイル本コースは未踏の部分がある。その未踏の部分を歩けるわけで、好都合でもあったのだ。まずは、道標63番まで、自然の中を悠然と散策する事になる。

63番の道標横の、小さな「比叡アルプス」の案内板に誘導されて、案ずる事も無く、5分もすればもう地蔵谷に降りていた事になる。ところが河原を渡渉して、前方にある橋を渡らず、直進する迄はいいんだが、その先がハテ?、ハテ?と道を探すハメになってしまうのだ。

     比叡アルプス@  A  展望

テープはあるのだが、その数は少なく、はなはだ心もとないのである。道が上と下に分岐する所があって、上を行ったのだが...、下だったかも知れないなぁ。

余り踏まれてない道?、らしいのが九十九折れ状態に、なんとか尾根まで誘導してくれたのだ。尾根には乗れたけど、尾根は左下方から上がって来てるから、先程の下に伸びた道が正解だったかも知れないね。

尾根は4キロ、標高差300b。アップダウンが小さいぶん、緩やかな登り一辺倒になって、疲れる事はないが、細尾根ばかりが続き、緊張が最後まで溶けないのである。

     東海自然歩道を弁天堂へ  展望

まさに安全地帯?、歩いて気の和む東海自然歩道。しかし比叡山の境内地を通るわけで、厳粛な修行地を通る事もあり、緊張感も持たしてくれるわけでもある。

弁天堂でとりあえず、無事の感謝をするわけであるが、弁天堂に至るまでの道はよかったなぁ〜。今度は逆方向に歩きたいもんだ。

     無動寺坂を降る  展望

迷う時間的余裕は無いもんだから、お寺に長居はできないな、早々に無動寺坂を降る事になる。

境内地は急峻だったけど、山道は降る分には、急峻さを感じなかったなぁ。眺望が無かったけど、路傍にお地蔵さんもあって、いい雰囲気が続く。歴史の中の修行僧が、今にも飛び出してきそうな所があった。

inserted by FC2 system