2009/04/11 晴れ

 

 

やせ比叡山口駅→(松尾坂)西塔・横川地区→(横川本坂)飯室不動・安楽律院→坂本駅

   
 

比叡山の古道の一つ、「松尾坂」を登ることにした。ケーブルが利用される以前は、利用者も多かったんだろうか?、知らんけど(さっぱり道標が無いのである)。京都精華高の横に来たとき、グラウンドから大勢の生徒達の「いってらっしゃい」の声が掛かったのに思わず微笑んでしまったのだ  ヽ(^。^)ノ。

比叡山地は複数回来てるからか、あまり緊張感を持たなくなってきたなぁ〜、今日も途中で道を間違ったんだけど、殆ど慌てなかったなぁ〜、時間に余裕があったからだろうけど、場数も踏んできてるからかな。まぁ奢るべからず、自信過多にならないように

下山は、以前登ってきた横川本坂を下る。静かな、静かな、山麓歩き をしてみたくて ヽ(^。^)ノ。

 

歩行 18.4Km       GPS_ダウンロード                    GPS軌跡@ A

   

     道すがら:松尾坂を国家鎮護碑

学園の柵沿いに暫らく進むと、近くの子供達が引率されてハイキング中。道を譲ってくれたものの、子供達はかけっこ気分で登ってくるし、プレッシャーが掛かってしまうのだ (-_-;)。

「結界の石柱」を過ぎた頃、やっと子供たちの嬌声も聞こえなくなり、何時もの静かな一人歩きになった。この道は今は使われてないらしいけど、所々に綺麗な道が残ってるなぁ、修行僧の姿が浮かんできそうなところもあって... ヽ(^。^)ノ。

お地蔵さんを過ぎて、やがて小さなお墓場がある所に出てきたが、峠になってるのかな、降りになっているぞ。明瞭な道が右側にあるもんだから、右の山道を登ってしまったのだ。急峻な斜面が続くんだけど、道があるもんだから、ついつい登り続けてしまったのだ (-_-;)?。

スキー場跡地に出ちゃった。結局、国家鎮護碑まで、此処から歩く事になってしまった。

     道すがら:西塔、横川地区から(横川本坂)飯室谷、安楽律院

薄雪の頃、歩いた事のある横川本坂は思ったよりも難路だった?。

感動すべきは、やっぱり飯室谷、安楽律院の静けさだなぁ〜、特に「安楽律院の静けさ」はこの世のものじゃないな。小さな斜面を登ったその先は、緩やかに、長い石段を降りると、華奢な山門が待っていてくれる。開かれた門から覗く境内は、緩やかな長い斜面の登り坂となっている。人の気配どころか、世の常の音そのものが遮断されてるみたいだ  (^。^)。

勝手にお邪魔していいのかな?、と世の常識に苛まされてしまうんだ。(調べてみると住職もいない無人の寺らしい、入山料も要らないらしいから、自由に参観してもいいんでしょうね)。

行くぞ又 ヽ(^。^)ノ。

     飯室谷の桜

綺麗んじゃない!。これは綺麗でぇ〜、惜しむらくはチョット本数が少ないか。人の入ってこない空間に、あと数本の桜があれば、人がどっと来てしまう、桜が遠慮してるかな。   ヽ(^。^)ノ。

     棚田の風景

坂本から雄琴にかけての地域、比叡山の麓は緩やかな台地になってるのかな。その台地を深い谷がえぐってるもんだから、広い農地が見当たらないかわり、小さな空間を惜しんで整備されてる。驚くべきは、1本の道を境に、片方が都会、片方が田舎で調和できてるんだな ヽ(^。^)ノ。

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