2009/03/21 晴れ
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JR名手駅→(麻生津街道)→麻生津(おおづ)峠→飯盛山、龍門山縦走→JR粉河駅 |
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ある人の龍門山縦走のレポを拝見した。飯盛山から麻生津峠を降った時、余りの急峻さに避けた方がいいと、アドバイスがあるんだよね。よく調べてみると、その道は麻生津道といって、かっての高野山参指道だそうだ。 古道好きの私に捨て置ける筈がない。というわけで、古道を麻生津峠まで登ることにした ヽ(^。^)ノ。 京大阪道(不動坂道)を、歩いた記憶がまだ生々しくて、特に街道の雰囲気に新鮮さを感じなかったが、しかし、しかし...600bを越す高度差を、5km歩いて登る道中に、只の1度も下りが無かったなぁ〜。 ひたすら登り続ける、特異な地形は 文化遺産 もんだ (^。^)。 麻生津峠から矢立(町石道)に繋がってるらしいけど、そちらの方は余り評判は聞こえないんだな、道が消えたか?。 歩行 18.5Km GPS_ダウンロード GPS軌跡@ A |
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麻生津街道の標識があったと思えば、第2高野街道の石柱があったりと、呼び名が一定してないな。比較的可愛い?道標があって、たどっていけば峠までいけるらしい。 (^。^)。 古道は今も生活道、全面舗装されてるが一車線のみで、たまに通る車も軽ばかり。ゆっくり運転で、終始ノンビリと歩けるんだ。 特筆すべきは、随所で展望が効くことだな。紀ノ川に繋がる、緩やかな向背地に、桃や梅や柿やミカン、時季が時季なら百花繚乱?なのに、今日はなにも咲いてない。それでも大河紀ノ川が紺碧に輝いてる ヽ(^。^)ノ。 |
麻生津峠から分岐を飯盛山方面に、さらに急峻な坂を登りきると、逆に山上とは思えぬような幅広の緩やかな道が続く事になる。それがどういうわけか、飯盛山手前200bで突然なくなるんだからなぁ〜 (-_-;)?。 たいした道標があるわけでなく、テープ便りの山中の徘徊が、90分もあろうとは予想もしてなかったので、久々に緊張したなぁ〜。下草の少ない時季でよかった、夏は藪でたいへんだと思う。 |
田代峠からは相対的に、快適なハイキングコースだった。暖かくなったとはいえ、標高700bの山上では、暑からず、寒からずの絶好の日和。先客は1名だけだったけど。 展望は効きすぎて、逆に写真は撮りづらいもんだ、望遠レンズがいるんと違う。少し降った明神岩で撮る事にした、下を覗いて怖くなったおまけが付いたけど (^。^)。 下山口から粉河駅までの、4kmの山麓歩きがのどかで又楽しい。桜も未だ、桃も未だで、残念ではあったけど...いや、菜種が咲いてて、桜もやっと1輪。 |