2009/02/14 晴れ

 

 

JR加茂駅→恭仁宮遺跡、海住山寺→三上山(山城森林公園)→JR木津駅

   
 

紀伊山地に降る豪雨は、3本の川で海に帰るらしい。1本は吉野川(紀ノ川)となって紀伊水道へ、1本は熊野川となって太平洋に、そして1本が木津川となって大阪湾に帰るんだね...。

内陸の奥深くの山中にあって、大河「木津川」が造る巨大な空間が、この地に早くから人々を呼び寄せたのだろう。木津川の流を見てると、なぜかくつろぐんだよなぁ〜、ホント  (^。^)。

海住山寺は標高200bほどの、山中にあって、木津川を見下ろす位置にある。小型ながら3台の観光バスが駐車していた。その人達が下山すると、境内には誰も居なくなって、お寺の人もインターホン越しだし、アラ寂し...。  (^。^)。

三上山への登山口がわからないのだモォ〜...。本堂の奥を登って、よくみると1本それらしい道がある。道標とか、目印等が全く無いもんだから、他にあるのかなと 行ったり来たり 決めるのに時間がかかったのだ    (-_-;)。

歩行 18.0Km       GPS_ダウンロード                    GPS軌跡@ A

   

     道すがら:JR加茂駅から恭仁宮遺跡、海住山寺  五重塔

加茂駅は、奈良の駅から僅か三つ目なんですね、都があってもおかしくない位置にある。それでも今日は歴史探訪よりも、田舎周遊というか、静かな里探訪というか、歩いてみたい周辺なのである。

海住山寺参道まで来て、初めての茶畑を発見。やはり稲作可能なところは「茶」よりも「米」なんでしょうね。五重塔(国宝)が綺麗、法隆寺にしかない様式なんだってね  (^。^)。

国宝が無料で観られるんだねぇ〜、こんな世が何時までも続くように。「かいじゅうせんじ」変わった名前だね、当て字ではなさそうだけど、どんな意味なんだろう。

     道すがら:冒険の道から三上山、長寿の道

「冒険の道」は予想外に急峻?だった、時季はずれの暑さもあって、上着が邪魔になってしまう。ところが三上山(さんじょうさん)では一転して、冷たい風がものすごく、寒くて寒くて早々に下山する事に  (^。^)。

「長寿の道」を下山したけど、これは実に「降り得」だ。急峻な坂が続き、登る人にはたいへんだろうとお察し申し上げた、尾根道が続き予想外の好感度  ヽ(^。^)ノ。

     道すがら:鳴子川沿いを木津駅に  茶畑

鳴子川沿いの、猫の額ほどの斜面が、茶畑として開発されている。その景色が又綺麗 ヽ(^。^)ノ。

麓に降りた所に大塚山古墳があって、巨大な前方後円墳らしいけど、奈良から近いんだから不思議じゃないな。その頭の上に立ってる私自身がなんだか申し訳ない。

橋の上から木津川をみて、改めて大きさを知った。海から奥深く、こんな山中に、土手から土手まで500bあるな、川底も深くて眼をみはる。奥深く、日本の有数の降雨地帯だからねぇ  (^。^)。

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